働き方

2024.06.18 13:00

Z世代の50%が「対人能力が低下」との調査、職場での支援方法は

ビジネスリーダーが支援できること

Preplyの学習方法の責任者であるシルビア・ジョンソンは、ビジネスリーダーが職場でのコミュニケーションスキルを支援する方法について以下の3点を助言する。

1)コミュニケーション訓練への投資

「Z世代の従業員の30%近くが、コミュニケーションスキルを向上させるための訓練を受けていない。雇用主は、言語的・非言語的スキルの両方をカバーする包括的なコミュニケーション訓練のプログラムに投資すべきだ。これには、人前で話すワークショップ、効果的な会議の運営、ボディランゲージの解釈に関するコースなどが含まれる」とジョンソンは話す。

2)オープンなコミュニケーションの促進

「オープンなコミュニケーションとフィードバックを促進する職場のカルチャーを作ることは必須だ。メンタリングは特に有益で、コミュニケーションスキルの向上へと導くことができるベテランと、経験の浅い従業員をペアにするといい」とジョンソンはアドバイスする。

3)練習の機会の提供

「そして最終的には、従業員に練習の機会を与える必要がある。例としては、対面でのコミュニケーションや人間関係の構築を奨励する、チームビルディングのためのアクティビティやワークショップ、あるいは定期的な社内研修などが考えられる」

「ハイブリッド勤務では、従業員はオフィス勤務とリモートワークの両方から恩恵を受けることができる。このバランスは、コミュニケーションのさまざまな側面を練習し、向上させるのに役立つ」とジョンソンは話している。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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