働き方

2024.06.17 10:30

AIを頻用する人は燃え尽き症候群になりやすい 取るべき対策は

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燃え尽き症候群を防ぐための6つのステップ

教育と継続的な学習は、従業員がAIに対して抱く恐れや不安を軽減するのに大いに役立つ。雇用主は効率と生産性を最適化するためにAIをバランスよく活用する方法について、もっとうまく従業員を教育することができる。
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学習プラットフォームを展開するDegreed(デグリード)のテイラー・ブレイク上級副社長(新事業担当)は、AIに関しては多くの不安の声があるが、AIを避けてもリスクはなくならないと指摘。「ツールで何ができるかを把握し、試す必要がある」と主張する。

「一部の企業はAIを全面的に支持し、従業員に使わせようとしているが、従業員の側は2年もすればAIに仕事を奪われるのではないか、それは自分のキャリアにとって何を意味するのかと思い悩んでいる」

直面している新しい現実の中で、企業は従業員が自分のスキルを最大限に活用し、同時に新しいスキルを磨けるよう支援すべきだとブレイクは言う。「多くの人は、学習はキャリアの初期に行うものととらえているが、生涯学習という考え方に転換する必要がある。AIが幅を利かせる今日の雇用市場において、学習は競争上の強みとなる」
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組織心理学者で、従業員の活躍を支援するプラットフォームQuantum Workplace(クオンタム・ワークプレイス)の主任研究員であるシェーン・マクフィーリーは、従業員の熱意を引き出し、業績への意欲を高めるためには、燃え尽き症候群に対処することが重要だと強調する。

「燃え尽き症候群を経験した意欲的な従業員はすぐにエネルギーとやる気を失ってしまう。仕事やチーム、組織とのつながりを失い、組織への忠誠心も変わり始めるかもしれない。あまりに多くを求められ、リソースも不足すれば、最も意欲的なハイパフォーマーでさえ働き続けることに対する熱意を失いかねない」

マクフィーリーは、燃え尽き症候群の主な原因には不適切な管理と過剰な仕事量があり、特に従業員が自分のタスクやスケジュールを管理できていないときに陥りやすいと指摘する。
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翻訳=溝口慈子

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