イラストを生成する際にアニメーション、イラスト、スケッチの3つのスタイルを選ぶ仕様だが、例えばアニメーションは日本人が連想するアニメの画にほど遠い。人物の似顔絵もやや特徴点の強調感が過ぎるように筆者は感じる。
![Image Playgroundが自動生成する画像はやや欧米的なクセが強い印象を受ける](https://images.forbesjapan.com/media/article/71669/images/editor/bf9831344982b7dbe681f3d11034d645bf3069c5.jpeg?w=1200)
外部のデベロッパがImage Playgroundを自社製品に組み込むための開発ツールもアップルは提供する。生成する画像のパラメータが細かくチューニングできるAPIであることを期待したい。
![App IntentsフレームワークのAPIをベースに、外部のデベロッパがApple Intelligenceに対応するアプリやサービスを開発できる環境が整っている](https://images.forbesjapan.com/media/article/71669/images/editor/423e90bb0024dfaf706349e7028682ac6a560566.jpeg?w=1200)
このほかにもApple Intelligenceのシステム全体に組み込まれる「記述ツール」を外部アプリが活用したり、Siriによるインタラクションなどを定義したApp IntentsフレームワークのAPIの上に、外部のデベロッパがSiriのアクションを細かく定義したアプリも作れる。Apple Intelligenceを外部デベロッパにも「開かれた生成AIプラットフォーム」にすることが、先行するOpenAIやグーグルにアップルが追いつき・追い越すための近道になるはずだ。
連載:デジタル・トレンド・ハンズオン
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