ウォードによると、非常に食欲旺盛な肉食動物で、自身と同種の小型の個体に出くわしたら、すぐに捕食してしまう。だが、タコの主食は甲殻類だ。
このような生物が社会を構築することはほとんどないと、ウォードは述べた。
5. 技術開発は水中ではほぼ不可能
タコは、機械やコンピューターや天文観測機器を製作するために、どのような方法で金属を製錬できるのだろうかと、ウォードは疑問に思っている。ウォードが表現するように「火なくして金属なし、宇宙船もなし」なのだ。宇宙船を建造するには村が必要だと、ウォードは指摘する。また、太陽型恒星を公転する地球のような水惑星に、知性を持つタコ型宇宙人が実際に存在するとしても、それを知るためにはそこに行かなければならないだろう。
タコ型宇宙人が地球に来るのではなく、彼らがいるところにこちらから赴くことで、彼らに出会えるだろうと、ゴッドフリー・スミスは話している。
(forbes.com 原文)