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2024.04.08 12:30

今夏、ついにMacBookとWinPCとの過去最大級の戦いが始まる

「(ノイズ除去)はSnapdragon X Eliteでかなり時間がかかったが、アドビがまだこの機能をNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)上で実行していないことに注意する価値がある。したがって、クアルコムが約束する45TOPs(テラオペレーション/秒)は現時点では何の意味もない。この機能はGPUで実行されている。Windows 11バージョン24H2のエミュレーションの改善は予想されるが、現時点でGPUパフォーマンスがエミュレーションで常にかなり悪いこと、OpenGLの互換性の問題などを考慮する必要がある。

エクスポートの性能はより印象的で、ASUS Zenbookに搭載されているCore Ultra 7 155Hとほぼ同等だった。これは、クアルコムがすべての比較で優位性を主張しているチップである【略】全体的に、結果にはかなり満足しているが、ノイズ除去タスクでのGPUパフォーマンスを改善できることを願っている」

クアルコムがAppleシリコンと肩を並べるまでには長い時間を要した。アップルは大きな先行優位性を持っており、macOSを専用ハードウェアに合わせて調整できるのに対し、X Eliteはあらゆるメーカーが利用できるより汎用的なチップになるだろう。しかし、Windowsエコシステムはその地点にすばやく到達する必要がある。

ポール・サーロットは、過去のArmベースのハードウェアを使ったWindowsの冒険を振り返るとともに、X Eliteハードウェアのデモンストレーションの経験とそれが未来に意味することを要約した。

「はい、私たちはまだ多くのことを学ぶ必要があり、実際の出荷されたノートパソコンでの実体験が全体像を語ってくれるでしょう。しかし、Snapdragon X Eliteに対する熱狂は、もはや非合理的なものとは思えません。むしろ、非常に合理的に感じられます。このチップセットとその後継機は、マイクロソフトに次の10年間Windowsを前進させるための滑走路を与えてくれたのです」

さまざまなメーカーのノートパソコンが今年の夏にクアルコムのSnapdragon X Eliteを搭載して出荷されるが、その時点で勝利と欠陥が明らかになる、市場の需要が鮮明になり、アップルは新たな強力な競争相手とMacBookを比較する物差しを手に入れることになるだろう。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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