9to5Macによると、米国時間4月2日にリリースされた最新の開発者向けベータソフトウェアiPadOS 17.5に、新しいデバイスを示唆するいくつかの手がかりが含まれていたという。もちろん、アップルは新しいデバイスの存在を直接的に明かすようなことはしていない。アップルはそこまで不用意ではない。
今回見つかったのは「Apple Pencilに向けた 『squeeze』（スクイーズ、［絞る、握る］） と呼ばれる新しいジェスチャーを示唆する複数の証拠だ。このジェスチャーは、図形やサイン、スタンプ、テキストフィールドなどをすばやく追加するのに使用できるだろう。おそらく、Apple Pencilの表面を押すことでこのジェスチャーが起動される」
私たちが知る限り、Apple Pencilの3つのモデルの胴体部分には圧力センサーはついていなかったので、この機能を備えた新しいApple Pencilが登場するだろうというのが唯一の簡単な説明だ。
レポートは次のように続く「アップルはまた、新しい、まだ存在しないハードウェアをサポートするために、Apple Pencilを初めてペアリングするためのインターフェースを更新した。また今年の初め、9to5Macはすでに、『探す』（Find My）アプリでApple Pencilがサポートされている証拠を発見していた。現在、『探す』ネットワークを介して追跡できるApple Pencilモデルは存在しない」
これはすばらしい機能だと思う。Apple Pencilはすばらしいアクセサリーだが、一般的なペンと同じように紛失しやすいので「探す」で発見できればすばらしい。
MacRumorsが発見したソフトウェア内の別の文言では、具体的に「ApplePencilV4」 という記述がある。ちなみに、これまでにリリースされたApple Pencilは3モデルしかないので、これは明らかに新モデルを指していると言えるだろう。
新しいソフトウェアには「squeeze」ジェスチャーの具体的な用途は記載されていないため、その機能は推測の域を出ないが、アップルは間違いなくPencilに最も役立つ機能を熟考しているはずだ。
以前には、Apple PencilがApple Vision Proと互換性を持つという噂もあったが、今回の新しいソフトウェアでは、それが正しいかどうかを示す情報はなかった。
（forbes.com 原文）
