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2024.04.08 12:30

今夏、ついにMacBookとWinPCとの過去最大級の戦いが始まる

ベンチマークに関しては、クアルコムはアップルの現行ハードウェアと直接比較できるいくつかのベンチマークは提供したが、欠けているベンチマークも存在していた。アンドリュー・フリードマンはそうしたTom’s Hardwareの記述の隙間に目をつけた。

「アップルとの比較に関しては、クアルコムはGeekbench 6のマルチスレッドCPUパフォーマンスのみをカバーしており、やや薄っぺらだった。クアルコムは、X EliteがM3を15610対12154で上回ると主張しているが、シングルスレッドのパフォーマンスやグラフィックには触れられていない。また、クアルコムはM3 ProやM3 Maxにも触れなかった」

Windowsにおけるの最も要求の厳しい領域の1つはゲーミングであり、各フレーム、各ポリゴン、そしてパフォーマンスのちょっとした違いが結果に重要な違いをもたらす。ベンチマークの数字がどうであれ、プレイ体験が良好でなければ、それは正しい評価とは言えない。クアルコムは、レファレンス設計のノートパソコンで実行されている『バルダーズ・ゲート3』を披露した。それは特定のゲーミングノートパソコンではなかったが、確かな体験を提供したように見える。

「デモは、クアルコムの典型的なSnapdragon X Eliteのレファレンスノートパソコンで、32GBのDDR5を搭載し、高い評価を得ているロールプレイングゲームを実行している様子を示した。デモを撮影し共有したXユーザーによると、『バルダーズ・ゲート3』は1080pで「30フレーム/秒前後だった」という。参考までにいうなら、30フレーム/秒は一般的にゲームにおいて最低限プレイ可能なフレームレートと考えられている」(The Registerのマシュー・コナツァー)

『バルダーズ・ゲート3』は、ネイティブのArmベースのアプリケーションとしてではなく、エミュレーション下で実行されていた。Arm版Windowsプロジェクトの下でのエミュレーションの弱点を考えると、これはX Eliteが力を注ぐべき領域の1つである。

リッチ・ウッズはゲーミング体験を「十分良い」と述べたが、Adobe PhotoshopやLightroomでいくつかの処理とエクスポートタスクを通じて、他の領域はまだ改善が必要だと指摘した。
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翻訳=酒匂寛

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