いますぐ試せるmacOS SonomaのおすすめAI機能
ちなみに、macOS 14 Sonomaにも生成AIを活用する機能がすでに複数組み込まれていることをご存じだろうか。「写真」アプリには被写体として写っている動物やランドマークを瞬時に調べる機能がある。アプリに写真を取り込めば史跡の観光案内、レストランのメニューなど文字を日本語に翻訳して読める。
ユーザーの身体機能をコンピューティングやAIの力で拡張するアクセシビリティの機能の中に「パーソナルボイス」がある。Appleシリコンを搭載するMacとmacOS 14 Sonoma以降を組み合わせたマシン環境で使える。本機能が2024年3月時点で対応する言語は英語のみになる。
パーソナルボイスではユーザーが自分の声に近い音声を合成データ化して、タイピングテキストを機械音声で読み上げる「ライブスピーチ」などmacOSの機能と連携させて使える。どちらも発話障がいを持っていたり、発話能力に影響がおよぶ事故に遭遇したユーザーをサポートすることを目的とする機能だが、今後その形を変えて一般に広く使われるアプリケーションのベースになることも有り得る。アップルによる今後のAI関連の体験提案が楽しみだ。
連載:デジタル・トレンド・ハンズオン
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