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2024.02.25

スマホのバッテリー、買ってどれぐらいで不満を感じる?

プレスリリースより

買い換えてすぐは、スマホの電池の持ちの長さが実感できて、それだけでも買い換えてよかったと思える。しかしいつのころからか、省電力モードに切り替わることが多くなる。それはどれくらい経ってからなのか。電池の持ちへの不満度調査から、AndroidiとPhoneに共通の傾向と、違いが見えてきた。

通信メディアの企画やデータ分析などを行うWAKARU NETは、クラウドソーシングサイトの利用者752人を対象にアンケート調査を行ったところ、現在使っているスマホの電池の持ちに不満を抱いている人は、Androidユーザーが35.5パーセント、iPhoneユーザーが46.1パーセントだった。買って半年未満は、Androidは76.9パーセント、iPhoneは92パーセントが不満なしと答えている。

また、Androidを5年以上使っている人、iPhoneを2年以上使っている人では5割を超える。つまりiPhoneは出だしは優位だが急速に不満が増し、Androidは、最初はそこそこながら、比較的安定しているように見える。どちらも不満のピークは5年以上6年未満。6年以上になると不満が減るのは、電池が復活するのではなく、これだけ長く使っていれば当然だと、ユーザーが諦めているためだろう。


不満の内容は、iPhone、Androidともに「充電が1日持たない」がトップで、2位と3位には「充電頻度が増える」、「使ううちにバッテリーの最大容量が減る」が入っている。これらの傾向にiPhoneとAndroidとの間で大差はないものの、どちらかと言えばiPhoneユーザーのほうが電池の持ちに対する不満は大きいようだ。
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文 = 金井哲夫

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