音楽

2024.02.24 11:00

世界を「青春」で埋めよ!│新しい学校のリーダーズ

「私自身ができる最高のパフォーマンスを行えたし、今を生きる4人を表現できた。年末の自分を救うような気持ちにもなりましたね。『これから4人でもっとヤバいことやるから待っとけよ』って強くなれた感じがしました」(SUZUKA)。「思春期の真っただなかからずっと一緒に過ごしてきて、感性が自分に染みついてくるような感覚や、生まれてきた感情も4人で共有してきた。4人いることの強みや素晴らしさを再確認できた気がします」(RIN)

24年はさらに想像できないことが待ち構えているはず、と期待に胸を膨らませる。4月には世界最大級の音楽フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival」(カリフォルニア)、6月にはヨーロッパ最大級の音楽フェス「Primavera Sound 2024」(バルセロナ)への出演も決定。国内では、5月から全国5カ所を巡る初のファンクラブツアーも開催する。

「去年は、私たちを面白がって楽しんでくれるファンが海外にも本当に存在していることがわかって、かけがえのない思い出になりました。ライブの魅力は、目の前で対面してお互いのエネルギーをぶつけ合えること。だから、世界中のリスナーに直接会いに行きたいな」(MIZYU)
万華鏡を使った撮影で美しいポージングをみせる新しい学校のリーダーズ

23年8月に「世界を変える30歳未満」として、Forbes JAPAN 30 UNDER 30に選出された4人。新しい学校のリーダーズらしく、今後「世界を変える」としたら──。

「私たちは『青春』っていう言葉を使って、『みんなで楽しもう』というメッセージを伝えていけたらいいなと思っています。扉をバンッって開くような直感的なエネルギーを出すには、面白い作品、楽しい思い出、ヤバい音楽をつくることが大事。『扉を開きたい!』って思わせるような刺激を与えられるように進化し続けたいです」(SUZUKA)


あたらしいがっこうのりーだーず◎自称"青春日本代表”。パワフルなダンスを武器に、全曲メンバー振り付けで構成されたライブが「おでんの中の大根より熱い」と支持され、2021年88risingより世界デビュー。

インタビュー=田中友梨 文=堤 美佳子 写真=小田駿一

この記事は 「Forbes JAPAN 2024年4月号」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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