健康

2024.01.02 08:00

冬に「花粉症」のような症状、冬季アレルギーの原因と対策

安井克至
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発症を予防するためにできること

冬季アレルギーを予防したり軽減したりするにはどうすればよいか。ネズミをはびこらせない以外にもできることはある。

・生活スペースをできるだけ清潔に保ち、ほこりがたまらないようにする

家の中は普段からこまめに隅々まで掃除機をかけ、ほこりを払うようにしよう。ほこりはベッドやドレッサーの下、カーテンの裏、ぬいぐるみ、その他さまざまな装飾品の上など、見えにくい場所にも積もっているかもしれない。

・ダニと接触する機会をなるべく減らす

枕やマットレスには低刺激性のカバーをし、シーツなど寝具類は定期的に洗濯しよう。

・屋内の空気をできるだけきれいに保つ

空気清浄機も役に立つ。ただし、きちんと機能しているか確認を忘れずに。フィルターが古くなっていたりすると、逆に汚い空気を吹き出すものになってしまっているかもしれない。

・同居する動物の世話をおろそかにしない

ペットのブラッシングや入浴もしっかり行うようにしたい。ペットがアレルゲンを持ち込んだりフケをまき散らしたりしないように、行動する場所を制限するのも一つの手だろう。

・有害な生物を駆除する

食品や食べかすなどを放置して、ネズミや虫などを引き寄せてしまわないように気をつけたい。もし害獣や害虫がはびこっているのに気づいたら、ためらわず駆除業者に駆除を依頼し、早めに対処すべきだ。

・カビの発生に注意する

床、キッチンカウンター、シンク、トイレなどの表面はできるだけ乾燥させ、カビが生えないようにしよう。空気を加湿すれば肌や粘膜の乾燥対策にはなるが、家の中をずっとサウナのような状態にしておくとカビの繁殖を促しかねない。

症状が続く場合は?

もちろん、家の中を完全なアレルゲンフリーに保つのは現実には不可能に近い。上に述べたような対策をしても症状が続く場合は、抗ヒスタミン薬、充血除去薬、点眼薬、点鼻薬といった市販薬の服用が必要になるかもしれない。

それでも効果がなかったり、あるいは呼吸困難など症状が重かったりする場合は、医師の診察を受けよう。免疫療法のようなより強力な治療を受けられるかもしれないし、アレルギー検査を通じて、問題を引き起こしているアレルゲンをより正確に特定できるかもしれない。そうすれば、何でもかんでも避けるのではなく、原因となる物質に絞って避ければよくなる。

forbes.com 原文

翻訳・編集=江戸伸禎

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