カバーデザインを担当したのは、フォトジャーナリストのPierre Mohamed-Petitと、羊文学やGEZANとのコラボレーションでも知られるイラストレーターのharune h.。
写真はPierre Mohamed-Petitがイスラエル現地で撮影したもので、1948年に占領された元パレスチナの土地にある、今は荒廃した村の壁であるという。harune h.によるイラストは、「私たちは日本人である前に地球人である」という前提のもと平和をイメージして描かれた。タイトルを囲むポピーの花は、パレスチナの国花で、パレスチナ人の命と土地の繋がり、そして抵抗を表すシンボル。
リリース開始は2023年12月6日(水) 。Bandcamp上でのオンライン販売となる。ぜひこちらをチェック。
参加アーティスト(アルファベット順):
abentis、ブギ丸、Chakoshi、Dizparity、E.O.U、Father John O'neill、The Great Miso Soup、HAPPY、hina、Ichiro Tanimoto、Mars89、mashu、MIRA新伝統、prettybwoy、rib hiat motel、SUGAI KEN、食品まつり a.k.a Foodman、チプルソ、Toshphic.、T5UMUT5UMU、Ultrademon、wa?ste、Yellowshift
(全23組)
最後に、naru recordsからのメッセージを紹介したい。
10月7日以降パレスチナで起きている大量虐殺を目の当たりにし、多くの人たちが沈黙し無関心なことや、状況を変えることのできない自分たちに、憤りを感じています。どこまで私たちは人間らしさを失ってしまったのか?私たちはみんな地球人だということを忘れてしまったのか?
このアルバムは、日本人もしくは日本を拠点に活動するアーティストの協力を得て作成されました。寄付金を集めるだけでなく、停戦を要求し、少しでも多くの人々がパレスチナの状況について考え、話し、アクションを取るきっかけになることを願っています。まだまだ、日本国内からパレスチナのために、そして平和のためにできることがあると信じています。
ここ日本では、立ち上がることをためらってしまう人たちが多くいるかもしれません。「遠く離れているから」「政治はよくわからないから」と謙遜してしまうこともあると思います。けれど、子供や市民を無差別に殺したり、特定の民族を抹消しようとすることは、決して決して許されることではありません。このままガザはなくなり、悲しい歴史として少しずつ忘れ去られていく……なんて未来になってしまわないよう、今すぐ立ち上がる必要があると考えています。
人類や未来への希望を失わないよう、音楽の力で団結しませんか?