モビリティ

2023.11.17 13:30

EV電池リサイクルの米レッドウッド社、トヨタに部品供給へ

(TOYOTA USA プレスリリースより)

トヨタのEVシフトに貢献

北米トヨタのグループ副社長であるクリストファー・ヤンは、Eメールの声明で「当社は、リサイクルへの取り組みと米国内での部品調達を加速させることで、クローズド・ループのバッテリー・エコシステムを構築するという最終目標に近づくことができる」と述べている。
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2023年には「数千万ドル」の売上を上げるとストラウベルが予測するレッドウッドは、以前にパナソニックにバッテリー材料を供給する計画を発表していた。同社は、ネバダ州の工場とサウスカロライナ州チャールストン近郊に建設中の新工場でのリサイクル事業と部品製造を拡大するため、約20億ドルを調達し、20億ドルの連邦融資を確保した

レッドウッドは、トヨタ向けに製造するカソード材料に、少なくとも20%のリサイクルしたニッケルや、20%のリサイクルしたリチウム、50%のリサイクルしたコバルトを使用する予定だと述べている。また、アノード銅箔には100%のリサイクル銅を使用する予定という。

ストラウベルとトヨタとの関わりは以前からのもので、彼はテスラのバッテリーとモーターを使用したトヨタの10年前のEVであるRAV4 EVの共同開発に携わっていた。トヨタはまた、2010年にテスラにカリフォルニア州フリーモントの閉鎖された工場を提供し、テスラの創業期を変える役割を果たしていた。
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このことは、今回の取引の形成に必ずしも役立ったわけではないが、マイナスになったわけでもないとストラウベルは述べている。「2010年以降のEVに関連する世界は大きく変化しており、まるで50年の月日が流れたような気分だ。それにも関わらず、同じ人々が関わっていることは驚くべきことだ」と彼は語った。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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