「Proのカメラ」はプロが求めるレベルに到達
iPhone史上最強のカメラ性能を誇る上位のiPhone 15 Proシリーズは、発売以来プロのクリエイターにも高く評価されているという。「iPhone 15 Proシリーズのカメラシステムには7本のプロレベルのレンズに相当する性能が詰まっています。メインの広角カメラはよく使う3つの焦点距離(24mm/28mm/35mm)を切り替えて撮れる機能を初めて搭載しています。48MPメインカメラによる最大解像度の撮影時にProRAWとHEIFからフォーマットが選べる機能と合わせて人気です」
望遠カメラによるデジタルズーム撮影時には、倍率8倍を超えるとプレビュー画面の隅に広角カメラで被写体全体を捉えたプレビューが表示される。マルチレンズによるカメラシステムを搭載するiPhone 15 Proならではの便利な撮影補助機能として、すべての同モデルのユーザーから好評を得ているそうだ。
上位モデルとなる15 Proには、毎秒最大10ギガビットのデータ転送速度を備えるUSB 3対応のUSB-Cコネクタがある。プロの映像クリエイターには、高画質で編集制作の自由度が高いApple LogエンコードのProResフォーマットによる4K/60fpsビデオをiPhoneで撮影しながら、USB接続した外付けストレージに直接録画する新たなワークフローが構築可能なことも歓迎されている。「アップルが10月31日にオンラインで開催したM3搭載Mac新製品の発表会の動画が、すべてiPhone 15 Pro Maxを使って撮影されたものであることが発表されたときにも大きな反響があった」とドランス氏が振り返る。