先に開催されたアップルの発表イベント「Scary Fast」には、こっそりと
イースターエッグ(一見するとわからない秘密)が仕込まれていた。実は数台のiPhoneで録画され、Macを使って編集されていたのだ。まあ確かに「iPhoneで撮影」と言えるかもしれないが、スマートフォン以外の部分は恐ろしく高価なものだ。だが、それは問題ではない。大事なのは、それが発するメッセージだ。
もし見逃しているのなら、タイトルが示すように、すべてが「iPhoneで撮影」されたことを示す舞台裏の動画を紹介しよう。
iPhone以外の機材が使われていることで、
ネット上ではその言い回しのトリックや、アップルの「iPhoneで撮影」が言い過ぎではないかと感じる理由について、
熱い議論が始まっている。
「他の機材や照明なしで、あのようなプロダクションクオリティを実現できると考えている人は、プロのビデオ制作者にはいない」(
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「えっ……プロの監督とプロの撮影監督を使ったの? 酔っぱらいの初心者を使ったんじゃないんだ。iPhoneには、長年の監督経験や撮影技術を持った人間はついてこないのに!」(
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「アップルはバカ高いジンバルや無制限の照明予算で何かを撮影しているのに、みんなはそれが『iPhoneで撮影』と言われて驚くんだ。確かにiPhoneで撮影されたけれど、平均的で貧しい消費者がアップルのやったことを再現することは決してできないだろうね」(
#)。