実写版『ONE PIECE』に朗報 シーズン2脚本は完成、製作陣は継続に自信

私は知らなかったが、『ONE PIECE』の制作会社トゥモロー・スタジオは、実写版『カウボーイビバップ』も手がけていた。『カウボーイビバップ』はファンからの評価が芳しくなく、ネットフリックスはシーズン1をもって打ち切りを決めた。しかし『ONE PIECE』は、批評家や視聴者の評価が高く、視聴数も堅調なことから、より期待できそうだ。

製作陣は、今後1~2週間以内にネットフリックスから何らかの連絡があるとみている。同社は今、シーズン2を何話構成にするか、全エピソードを一度に配信するのではなく分割すべきか、そしてシリーズの「長期的な戦略」を検討している段階とみられるという。

『ONE PIECE』のアニメは1000話以上あり、実写版の第1シーズンは8話でアニメの44話ほどをカバーした形となる。単純計算すると、同じペースで22シーズンが製作できる。さすがにそこまで長くは続かないだろうが、素材はほぼ無限大にあるということだ。

以上を踏まえると、シーズン2の製作はかなり期待できそうだ。次期シーズンの可能性についてここまで詳しい情報が出るドラマはめずらしいし、ネットフリックス側の感触が良いことがすでに明かされているのは、非常に良いことだ。近く正式発表があることを期待したい。

forbes.com 原文

翻訳・編集=遠藤宗生

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