実写版『ONE PIECE』に朗報 シーズン2脚本は完成、製作陣は継続に自信

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ネットフリックスが日本の名作漫画・アニメを実写化したドラマ『ONE PIECE』の継続はまだ決まっていないが、シーズン2に関する新たな情報が届いた。ただし、ネットフリックスからの公式発表ではなく、シリーズ継続が確定したわけではない。

新情報は、プロデューサーのベッキー・クレメンツが米芸能誌バラエティに対して明らかにした。それによると、シーズン2の脚本は脚本家ストライキが始まる以前に完成しており、配信は早くて来年になる可能性もあるという。

クレメンツは「現実的に、かなり急げば1年後にはできる可能性がある」「1年から1年半で配信できるかもしれない」と述べている。

『ONE PIECE』はネットフリックスの「TOP10」ランキングで首位を1週間弱維持したが、その後は急速に順位を下げている。ネットフリックス上での成績がたとえ良くとも、このような超大作の予算を正当化できるほどのものとは限らず、ネットフリックスは過去に、非常に好評だった番組を打ち切っている。それでも『ONE PIECE』の製作陣は、ネットフリックスが本作を支持し、シーズン2にゴーサインを出すことに自信を持っている。

クレメンツは「周知のとおり、ネットフリックスは配信開始後まで、それ(番組継続の可否)を公表しない」と説明。「私たちは、同作がネットフリックスのサポートによって1位になると予想していたし、ネットフリックスのリサーチやアルゴリズムがその可能性を見抜いていることも感じていた。でも、配信後の電話では、予想を上回ったと言われた」と述べた。

これは大きな朗報だ。本作が期待以上だったとネットフリックスが本当に言っているのであれば、それは間違いなくシリーズ継続のサインだろう。あるいはこの発言は、メディアにこうした情報を流すことで、ファンから現在寄せられている声援に便乗し、ネットフリックスに少々圧力をかける意図があるのかもしれない。ネットフリックス自身は、シーズン2の製作についてはコメントしていない。
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翻訳・編集=遠藤宗生

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