5.試し撮りが大切
NightCap Cameraの「流星モード」は全自動だ。カメラを使う場合、感度はISO 800~6400、絞りを開き(f2.8など)、30秒間露光で夜空を撮影してみる。満足がいくまで試し撮りを繰り返そう。流れ星はほんの一瞬しか現れないため、露光を30秒に限れば、ノイズなしで撮影できるチャンスが高まる。6.何度も繰り返す
カメラを使っているなら、できるだけたくさん画像を撮ろう。インターバロメーターやリモートレリーズなどを使って手順を自動化する。長時間露光の後に5秒間ほど遅延を入れると、カメラ内部のオーバーヒートを防げる。7.画像を確認する
日が昇ったら、スマートフォンやカメラの画像をチェックしよう。流れ星の写っているフレームを探すには、パソコンかタブレットを使うほうが便利だ。その夜に流星がたくさんあったのなら、そのうちのいくつかは撮影できたことだろう。スマートフォンやカメラは、空全体の比較的小さな部分しか撮影していない。つまり、空全体で「1時間に30個」見えるはずだとしても、画像に入るのほんの数個になる。写真をたくさん撮れば撮るほど、流れ星を撮影できるチャンスは高くなる。8. スタートレイルを作ろう
カメラを使い、撮影中に三脚を一切動かさなければ、美しい「スタートレイル」(星の軌跡)を作り出すためのデータが揃う。画像をすべてJPEGに変換して、StarStaxなどのフリーソフトウェアに読み込ませれば、比較明合成という方法を使って数秒のうちに美しい合成画像を作ってくれる。(forbes.com 原文)