シークレットサービス報道官はフォーブスに対し、ホワイトハウスで2日夜、白い粉状の物質が見つかり、初期検査でコカインとの結果がでたと説明。粉の発見を受けて職員は一時避難し、消防隊が出動する騒ぎになったが、すぐに粉は無害であることが確認されたという。
ジョー・バイデン大統領は当時、大統領専用別荘キャンプデービッドに滞在しており不在だった。シークレットサービスは、粉がホワイトハウスに持ち込まれた経緯を調べている。粉は、ホワイトハウス内を巡回中だったシークレットサービスの隊員により、西棟の執務スペースで発見された。
粉の発見は、消防当局の無線連絡を傍受したメディアが最初に報じた。
ジョージ・W・ブッシュ政権でホワイトハウス報道官を務めたアリ・フライシャーはツイッターへの投稿で「冗談じゃない。ホワイトハウスでコカインが見つかり、当局はその具体的な発見場所を公表していない。旧行政府ビルだったなら、犯人は職員。公邸だったなら、犯人はハンターだ」とし、大統領の次男ハンター・バイデンが関与した可能性を示唆した。
(forbes.com 原文)