大統領は26日、NCAA女子バスケットボールトーナメントで優勝したルイジアナ州立大学のチームをホワイトハウスに招き、懇談した。その席でバイデン大統領は「自分の家族の中の本物のアスリートはすべて女性だ」と述べ、孫娘が4人いると話したが、正確には5人だった。
大統領は、米国における女子スポーツ選手の活躍を賞賛しながら「女性スポーツの勢いはすばらしい」と話したとされる。
今回の出来事の数週間前に、アーカンソー州の裁判所は、大統領の息子であるハンター・バイデンに出廷を命じ、彼の4歳の娘の母親だと主張する女性が起こした養育費に関する裁判で、質問に答えるよう求めていた。複数のメディアは、ハンターが女性の主張を認めていないと報じている。
バイデン大統領は、ここ数カ月の間、言い間違いや不明瞭な言葉を連発し、以前から彼の年齢を問題視している共和党議員たちから非難を浴びている。先月、来年の大統領選への出馬を宣言したバイデン大統領は、2021年1月に78歳で就任した時点で、退任時のレーガン元大統領の77歳を上回る史上最高齢の大統領となっていた。
18日に広島で開催された日米首脳会談でバイデン大統領は、岸田首相に対し「大統領閣下、再びお会いできてうれしいです」と呼びかけたと報じられた。
また、昨年末のホワイトハウスでのイベントで大統領は、第二次世界大戦で活躍した叔父に2008年にパープルハート勲章を授与したと述べたが、叔父はその10年前に亡くなっていた。さらに、副大統領だった2013年の祝賀会では、自身のことを「大統領」と呼んでいた。
(forbes.com 原文)