5月23日の火曜日の日没後:三日月と金
日が沈んだ後北西に目を向けると、14%だけ輝いている三日月が、ふたご座の中に見える金星と大接近するところが見える。5月24日水曜日:金星と火星の間にある三日月
24%輝く三日月が金星と火星の間に現れ、ふたご座で一番明るい恒星、ポルックスが月のすぐ近くに見える。5月25日木曜日:三日月と火星
かなり明るくなった三日月(輝面比29%)が火星のすぐ上に見える。この日はソユーズロケットがカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる予定で、補給物資を満載したプログレス補給船を国際宇宙ステーション(ISS)へと運ぶ。5月26日金曜日:月と火星と金星の整列
三日月は火星の向こうへ行くが、火星、金星と美しく整列する。5月28日日曜日:上限の月
上限の月(First Quarter Moon)とは、月が地球から見て半分照らされた時を指す。それは夜空が月光によって明るく照らされ始める日でもあり、天体観測はより困難になり楽しみが減る。暗い空を求めて天体観測旅行にいく計画を立てる人は、今週と来週は避けた方がよい。満月がやってくる!今週の星座:ふたご座
11月終わりから4月初めにかけて夜空を飾るふたご座を見るには、今は最高の時ではないかもしれないが、今週は火星と月の両方が近くを通る。明るい2つの星、カストルとポルックスを探してみよう。星座の中で双子の頭を表している。今週の天体現象:地球照
地球照とは、地球に反射した太陽光が月の(太陽に照らされていない)暗い部分を照らす現象のことで、月が三日月になる時が最も見やすい。それが今週だ! 金星、火星、三日月の劇的な整列を見る傍らで、地球照にも注目しよう。双眼鏡があればいっそうすばらしく見える。住んでいる場所の日の出/日の入り、月の出/月の入りの正確な時刻については、気象庁のウェブやこちらを参照してほしい。
(forbes.com 原文)