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2023.02.21 14:00

求職活動をやめたくなった時、やる気を取り戻す5つの方法

Getty Images

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筆者は先日、財務オペレーションの専門家から次のような相談を受けた。

「求職活動について、少し途方に暮れています。リストラを理由として求職活動を行うのはこれが初めてで、面接の機会はありましたが内定にこぎ着けません。自分と企業のどちらが原因かは分かりませんが、やる気は確実にそがれています。私はこれまで多くのことを達成してきましたが、自分は市場にとって有益な存在ではないように感じ、正しい道を歩んでいるのだろうかと考えてしまいます」

ここでの問題は2つある。1つ目は、求職活動が思ったより長引いたり難航したりした場合のやる気の喪失だ。彼女はこの点を強調しているため、本稿ではやる気の喪失に焦点を当てよう。

2つ目の問題は、求職活動が成果を上げていない理由への対処だ。採用プロセスには多くのステップがあり、各ステップには解決すべきさまざまな問題が隠されている。

ここでは、彼女の職務経歴書やリンクトインのプロフィールが最適化されていて、面接で大きな失敗をしないだけの十分なテクニックを習得しているものと仮定し、困難な求職活動中もやる気を維持する方法だけに焦点を当てる。

1. 自分をいたわる

大金を費やす必要はないが、セルフケアに時間を割き、自分をいたわる努力をしよう。求職活動の合間に定期的に休憩を設けること。企業の応募目標数を達成したら、午後は休みにしてウインドーショッピングに出掛けたり、図書館で新刊をチェックしたりしよう。

週末、あるいは少なくとも1日は求職活動を全て停止するようにする。1、2日休んだだけで遅れることはない。リフレッシュすることで集中力が上がれば、失った時間を上回る効果があるはずだ。

2. プロセスを重視する

応募企業に合わせてカバーレターをカスタマイズし心血を注いだのに、返信さえなくてくじけてしまうかもしれない。面接のため入念に調査し準備を重ねたのに、最終面接前に不採用になったり、プロセスのかなり先まで進んでこれはいけると思ったが、内定が出なかったりすることもある。

資格要件を満たした候補者が採用されないのには、それなりの理由がある。だからと言って改善の努力をしなくてもよいわけではないが、変えられないものもあるため、自分でコントロールできるものに目を向けよう。それは、あなた自身の努力だ。

例えば、応募する仕事の数や連絡を取る人の数、ターゲットとする企業に対するリサーチの綿密さなどがあるだろう。結果がなかなかついてこない場合も、プロセスを着実に行っている自分を評価しよう。
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翻訳・編集=出田静

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