キャリア

2023.02.21

求職活動をやめたくなった時、やる気を取り戻す5つの方法

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3. 量をこなす 

質を重視して、ネットワーキングやマーケティング資料の作成などを目標の企業に合わせてカスタマイズしたいと思うのはもちろんだが、数をこなすことも必要だ。1つの応募書類に費やす時間と多くの求人に応募することはトレードオフの関係だ。

なかなか成功しない場合は量を増やす必要があるかもしれない。一般的な内容のカバーレターを送付することになるとしても、応募する求人の数を増やすこと。量を増やすことで結果が改善するだけでなく、採用活動が進行している企業数が増えることで1つの応募先への依存度が減り、やる気も維持できるだろう。

4. 仲間を見つける

つらい時期を共有できる人がいれば安心できる。この「誰か」はメンターやコーチ、あなたを指導してくれる専門家である必要はなく、求職活動をしていない人でもよい。

あなたを支え、励ましや前向きな考えをくれる人と定期的に連絡できさえすればよい。相手に現状を伝え、やる気やポジティブな考えを維持できるよう支援してほしい旨を伝えよう。また相手にも、同じような支援を提供すること。毎週、短い時間でも電話で話して励まし合ったり進捗を確認したりするか、何か話したいことがある場合に電話できるよう決めておくとよいだろう。

5. 求職活動をゲームと捉え直す

ビデオゲームの楽しさや依存性は、新たな挑戦が提示されることや複数のレベルをクリアする必要性にある。求職活動を複数のレベルにわたるゲームと捉え直すことができれば、典型的な求職活動のプロセスについて考え方が変わるかもしれない。

アイデアから実行へ、応募から面接へ、最初の面談から関係強化へ、そして最終目標の内定へと、あなたはゲームを次のレベルへと進めているだけだ。その過程で自分をいたわる時間を持つことで、たとえまだ最終目標が達成できていなかったとしても、多くのことを達成し、前進していることを確認できる。

自分の「自慢本」を準備しておこう

「自慢本」とは達成したことのリストだ。やる気の喪失と闘うだけでなく求職活動の役にも立つもので、仕事のサンプルや受賞歴、満足した顧客や同僚からのメールなど、あなたの宣伝になるものを含めよう。

求職活動では多くの待ち時間が生じ、この間に生じるネガティブな感情を置き換えるポジティブな何かがない場合は、心配や恐れが簡単に戻ってきてしまいかねない。やる気がなくなり始めたと感じたら、この自慢リストを見てみよう。気分が改善し、同時に自分の強みや独自の価値を思い出すことができる。これらの点はどちらにせよ、求職活動の中心に据えておくべきものだから。

forbes.com 原文

翻訳・編集=出田静

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