資生堂ジャパンは、全国の20歳から69歳の女性500人を対象に「コロナ禍以降における女性のデジタル疲労実態調査」を行いました。それによると、デジタル機器を使いすぎていると実感している人が約7割いました。そして、それによる目や首や肩などの身体的不調を感じている人は約6割。ところが、肌のトラブルがデジタル疲労によるものだと認識している人は、たったの11パーセントでした。
調査対象の人たちは、どれだけデジタル機器を使っているのでしょう。資生堂では以下の7つの「デジタル習慣」を提示し、これらに当てはまるかを聞きました。ひとつ以上に該当すれば「デジタル漬け」とされます。
1. 常に手元にスマホを置いている。
2. テレビを視ながらスマホを見るなどデジタル機器を複数同時に使うことが多い。
3. 常にテレビやPCモニターなどデジタル機器の前に座っている状態だ。
4. 寝る前ぎりぎりまでデジタル機器を使っている。
5. 暇があるとついSNSを見てしまう。
6. 休憩をはさまず1時間以上デジタル機器を使い続けることが多い。
7. テレビやモニターを見るとき、画面との距離が近いことが多い。
すると、全体の85パーセントがデジタル漬けの状態であることがわかりました。そしてこの人たちの82パーセントが、しわやたるみ、肌のくすみと透明感のなさ、シミが濃くなったといった肌トラブルを抱えていたのです。