活躍する場は三宅町にこだわることはなくて、世界中どこでもやりたいことをやってほしいなと思っているので、三宅町は「たまに帰ってきたくなる場所」でいいのです。子どもたちにとって身近な大人や僕自身もそこに入ることによって、子どもたちの夢の可能性を広げることに繋がっていければいいなと思っています。
子どもたちの夢を聞いて「絶対に無理だ」と言う人ではなくて、「じゃあ一緒にどうやって叶えようか」と真剣に考えられる人がたくさんいる、そういった町になったらすごく良いなと思っています。
僕たちが考えているのは「三宅町にずっと住んでくれるな! 早く世界に飛び出せ!」ということです。とはいえ、三宅町のことはずっと大好きでいてほしいし、世界へ行っても「三宅町はいいところだよ」と言ってほしいし、海外で活躍したとしても何らかのカタチでこの町と関わってもらいたいです。
──たしかにWeb3があることで考え方や発想が広がって、世界中でボーダレスに働く子どもたちが増えてくると、より可能性は広がりますよね。最後に聞きますが、実際に三宅町にWeb3タウンができた際には、どんな人たちにジョインしてほしいですか?
これはずっと言っていることなのですが、三宅町のことを好きな人たちに集まってほしいです。
三宅町のファンというか、この町のことを自慢してくれる人たちがいたら、すごく嬉しいなと思います。小さい都市で田舎と呼ばれるところは「自分のところは何もない」などのマイナスな発言が多いのですが、プラスの発言がたくさん出てくる町になったら面白いなと考えています。
連載:地域経済とソーシャルイノベーション
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