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2022.08.23

マインドフルネスと瞑想の習慣化をサポートするUrban Healthが人気

(c)Urban Health

マインドフルネスは、お金になる。デジタル・ウェルネス企業のUrban Health(アーバン・ヘルス)は米国時間8月17日、すでに世界中で100万人がダウンロードしている同社のマインドフルネスアプリの事業拡大を目指すために、340万ドル(約4億6320万円)の資金調達ラウンドを発表した。

バンガロールを拠点とする3人の起業クシチ・ジャギ、リシャブ・サーフ、クマール・シヴァンによって4年前に設立されたUrban Healthは睡眠、メンタルヘルス、身体の健康状態の改善を目的とした瞑想エクササイズの個人向けプログラムに加入者がアクセスできるようなサービスを提供している。このアプリは、ユーザーの睡眠パターンと活動レベルを追跡し、専門家パネルが作成した最も適切な瞑想と睡眠のセッションを推奨するものだ。

「1日たった5分のマインドフルネスと瞑想は、ストレス解消と睡眠の改善を通じて人生を向上させます」とジャギはいう。「私たちは日常生活でスクリーンに囲まれており、これらが私たちをネガティブな感情で圧倒しています。マインドフルネスを高めることは、それに対するアンチウィルスのように機能するのです」

ジャギはユーザーを夢中にさせ、その状態を維持させることがコツだと主張している。「非現実的な目標を掲げて達成不可能と感じるのではなく、ウェルビーイングを向上させるために小さな一歩を踏み出すことが大切なのです」と彼は語る。Urban Healthは、新規ユーザーに対して、例えば2分間の睡眠エクササイズなど、非常に短いエクササイズを提案することから始め、時間をかけて、より負荷の高いセッションに参加するように促していく。

「私たちは、人々の生活の一部になりたいと考えています」とジャギはいう。「私たちは、ユーザーが毎日、健康のために頼りにする存在になれると思います。これを習慣化し、ほとんど自動的に行うようにする方法を見つけることが重要なのです」

このメッセージに共感した加入者が増えているようだ。このアプリは世界中のユーザーが利用できるが、特に米国で反響を呼んでいるようで、現在10万人がこのアプリを利用している。加入者はサービスのために年会費100ドル(約1万3600円)を支払うことになるが、同社は新規ユーザーを獲得するため、最初は割引料金を設定している。
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翻訳=Akihito Mizukoshi

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