呼吸が原因で肩こりに? 5分でセルフコンディショニング

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まずは姿勢のセルフチェックを


今回、姿勢改善のために片岡氏が教えてくれたセルフコンディショニングは、自宅でもできるストレッチ4種類。たった5分もあれば全部をこなすことができる簡単なものだ。
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ただ、簡単と言っても、運動習慣のない人は三日坊主になる可能性も。おすすめは、自分の体をセルフチェックすることだという。

「ダイエットでは、日々の体重を記録するとうまくいく方が多いですが、運動も同じです。毎日セルフチェックをすることで、変化を目で見て確認したり、ストレッチの効果を感じたりできるので、モチベーションが上がります。その行動のメリットを感じずに、習慣化することはなかなか難しいです。今回ご紹介するエクササイズなども、効果や身体の変化を自分自身で感じることができれば、自然に続けたいと思えるはずです」(片岡氏)

●正しい「セルフチェック」の方法



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まず、壁に背中をつける。その時、以下のような状態の場合は、胸のかごが硬くなっているか、反り腰の可能性があり、いわゆる猫背の可能性がある。

・頭が壁につかない
・頭は壁につくが顎が上がってしまう
・腰と壁の間が手のひら2枚以上あいてしまう
・肩と壁と間が手の指を横にして3本以上あいてしまう


腰と壁の間は手のひら1枚くらいが理想


肩と壁の間は指を横にして2.5本以下が理想

このセルフチェックをストレッチの前と後に行ってみよう。早い人だと1回目から効果を実感でき、モチベーションアップに繋がりそうだ。

●猫背を改善する「4つのストレッチ」


1.ソラシックツイスト(期待される効果:胸のかごの柔軟性向上、巻き肩の改善、肩こり改善)




・まず基本姿勢を作る。頭を枕に乗せて横になり、両足を重ねて軽く曲げたら、体の上側の手を側頭部に置き、下側の手で膝を押さえる。



・次に、目線を後ろに向けながら胸を開くようにして身体をねじり、ねじったままの状態で呼吸を5回ほど繰り返す。ねじった時に膝が起きないように、反対の手で押さえよう。左右3回ずつが目安。この時、体をねじらず、手だけが後ろに行ってしまうと、肩に負担がかかるので、しっかりと体をねじるようにする。



・慣れてきたら、側頭部に置いていた手を伸ばす。可能であれば手を地面につける(無理をしない程度に徐々に慣らしていくようにする)。寝る前に布団の上などで行い、習慣にするのがおすすめ。
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文=濱中香織(パラサポWEB) 写真=高橋圭司

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