パート1では、クリエイティビティを刺激し、パーソナルブランドの構築と拡張に役立つ機能を取り上げた。パート2となる今回は、より広いネットワークにリーチし、リンクトインを効率よく使うのに役立つ重要な機能に注目する。
5. つながりリストをダウンロード
すべての連絡先を一カ所に保存して、月日が流れてもつながりを維持できることは、リンクトインの最大の価値と言っても過言ではない。Eメールの連絡先を知っていることは重要で、誰でも自分だけのリストを持っているだろう。だが問題は、勤務先が変わったときに、社用メールアドレスしか知らないと(よくあることだ)、その人と連絡が取れなくなってしまうことだ。
でも大丈夫。あなたの知人が何度転職したとしても、リンクトインのプロフィールはおそらく一貫して維持される。つまり、たとえEメールが宛先不明で戻ってきてしまっても、その人とやりとりする手段は残っているのだ。
もちろん、企業には盛衰があり、リンクトインの機能は絶えず変化しているので、定期的に(少なくとも四半期に1度は)つながりリストをダウンロードして、安全に保存しておこう。
6. プライベートモード検索
高いスキルをもつ社員を採用したり、ライバルを下調べしたり、見込み顧客の情報を集めたりしたい人や、あるいは、自分が見ていることを他の人に知られたくないシャイな人には、プライベートモードがおすすめだ。プロフィール閲覧プライバシー設定を開いて、プロフィール閲覧オプションを「匿名LinkedInメンバー」にすれば、完全にプライベートで情報収集ができる。ただし気をつけてほしいのだが、匿名性には代償が伴う。プライベートモードを利用している時は、あなたのプロフィールを訪問した人の一部については、その情報を閲覧することができない。とはいえ、これはフェアな条件と言っていいだろう。