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2022.05.05 20:00

新たな仕事が嫌で仕方がないときにすべきこと

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あなたは転職先を探し回った末、やっとわくわくできる新たな仕事を見つけ、内定を承諾する。

「これこそ探していたものだ!」と思ったあなた。入社して1週間、2週間がたち、すぐに3カ月が過ぎる。するとあなたは、自分が間違った選択をしたように感じるようになる。そうなった場合はどうすればよいのだろう。そのまま残って状況を改善するよう努力すべきだろうか、それとも退職し、損切りをすべきだろうか?

キャリア情報サイトのジッピア(Zippia)が実施した最近の調査では、労働者の約50%が自分の仕事を嫌っていた。しかし、パニックになったり選択肢は限られていると感じたりすることなく状況に対処する方法はいくつかある。ここでは行動を開始するための7つのコツを紹介する。

1. 求職活動にどのように取り組んだかを考える

この時点で、自分がどのように求職活動に取り組んだかを一歩引いて考える必要があるかもしれない。あなたはその仕事をきちんと精査しただろうか、それとも転職先がよく見えて、それに飛び付いただけだろうか?

企業や企業文化について調査する時間を取っただろうか? 面接のプロセスでは、その会社が自分に合っていることを確実に知るためあらゆる厳しい質問をしただろうか? 新たな仕事ですぐに不満を抱える候補者は、事前に適正評価を十分行っていなかった場合が多い。状況を変えるには遅過ぎるが、次に何を改善できるかを考えることはまだ可能だ。

2. 不満の原因を特定する

自問すべき最初の問いは、なぜ自分がそれほど不満を抱えているのかだ。企業文化や上司、同僚、仕事そのもののなど、何が原因だろう? 職務が約束されていたものと違うだろうか?

最初にある程度不安を抱えるのは普通だが、新たな仕事が嫌いで仕方ないように感じるのは普通ではない。不満の原因を理解すれば、問題への対処を始めることができる。

3. 状況が一時的なものかどうかを見極める

その仕事について何が嫌かを具体的に見極めたら、次のステップは問題が一時的なものか永続的なものかを見極めることだ。

その職務にまだ自信が持てないのかもしれないし、取り組んでいるプロジェクトが楽しめないのかもしれない。こうした問題はどちらも一時的なものだ。しかし、あなたが就いているのが研究職で、数週間後に自分は研究が嫌いだということに気づいたら、社内外の別の職務を考える必要があるかもしれない。
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翻訳・編集=出田静

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