体に良い抗酸化物質、何を食べれば摂取できる? お勧めの食品リスト

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・プルーン─プルーンはDNAの修復を促進し、がんのリスクを低下させる効果が期待されているネオクロロゲン酸、クロロゲン酸といったフェノール化合物を多く含む(ドライプルーンも同様)。食物繊維、鉄、マグネシウム、カリウム、骨の健康を促進するビタミンKも多い。

・アーティチョーク─慢性疾患や炎症に関連した酸化ストレスと戦うアントシアニン類、フラボノイド類、ポリフェノールを豊富に含む。食物繊維のほか、ビタミンK、葉酸、カリウム、カルシウム、マグネシウムの含有量も多い。

・ナッツ類─ピーカンナッツ、クルミ、クリは、ナッツ類の中でも特に多くの抗酸化物質を含む。

ピーカンナッツは、フリーラジカルの生成を抑えて酸化ダメージを軽減し、免疫系をサポートするビタミンEも豊富。クルミもまた、ポリフェノールに加え体内の悪玉コレステロールを低下させる脂溶性の抗酸化物質、ビタミンEを多く含む。クリには炎症を抑え、細胞の酸化を抑える2種類のポリフェノール化合物、エラグ酸と没食子酸が多い。

・シード(種)類─カロテノイドとビタミンEが多いかぼちゃの種は、心臓の健康に最もよいとされるもののひとつ。また、ヒマワリの種には脳の健康を促進するセレン、ビタミンE、亜鉛が多い。その他、チアシードやフラックスシード、ヘンプシード、セサミシードなど、種子類は抗酸化物質が豊富。

・濃い緑色の野菜─ブロッコリーやケール、ほうれん草、キャベツなどには、α-リポ酸、β-カロテン、ルテイン、ケンぺロール、ケルセチン、スルフォラファンなどの強力な抗酸化物質が含まれている。

・ビーツ─ビーツルートには、ベタレインという強力な抗酸化物質が多い。このファイトケミカルは、抗酸化、抗炎症の両方の効果を持つ。さらに、がんの発症リスクを抑えたり、がん細胞の増殖を抑制したりすることにも関連しているとされる。

・ピーマン─特に赤ピーマンには、カプサンチン、ビタミンC、ビオラキサンチン、ルテイン、ケルセチンなどの強力な抗酸化物質が豊富。

そのほか抗酸化物質を多く含む食品には、アーモンドやレーズン、サツマイモ、ダークチョコレート、アボカド、リンゴなどがある。

編集=木内涼子

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