米Amazon社員が語る、アメリカ就職 Vol.1

左上:中里将久氏、右上:加瀨詩子氏、左下:横田頌子氏

アメリカ・シアトルに本社を構える米アマゾン本社で働き始め、2年が経ちました。実際に海外で働いてみると、言語や文化は違うものの、日本人も十分に海外で活躍できると感じています。海外で働きたいと考えている人はもちろん、まだ選択肢として考えていなくても、実は海外の方が力を発揮できる人も多いのではないでしょうか。

今回は、米アマゾン本社で働く日本人のなかから、入社までの経緯や職種が異なる3名を迎え、なぜアメリカでの就職を選んだのか、どのようにしてアマゾン本社に入社したのかを聞きました。

その対談の内容を、3回にわたりご紹介いたします。アマゾンに限らず、アメリカへの転職を目指している方の参考になれば幸いです。

ゲスト
・中里将久(なかざと・ゆきひさ)氏
Senior Product Manager - Tech, AWS New Initiative
メリルリンチ日本証券(現バンク・オブ・アメリカ)、カーライルグループ東京オフィスにて、M&Aや投資を専門に日本で勤務した後、MBA留学を機に家族で渡米。その後、米アマゾン本社へ就職。現在、在米10年目。インターナルトランスファーでアマゾンジャパンに約1年の勤務経験あり。
2007年東京大学法学部卒業、2015年 UC Berkeley Haas(MBA)卒業。

・加瀨詩子(かせ・うたこ)氏
Software Development Engineer, Network - Core
2019年に、新卒で米アマゾン本社に入社。ソフトウェア・ディベロップメント・エンジニアとして、地理情報を扱うネットワークインフラ系のチームに所属する。「女性エンジニアのロールモデル」を目指しており、日本の子供たちに英語でコンピューターサイエンスを教えるなどのボランティア活動も行う。
2019年University of Washington地理情報学専攻、Computer Science副専攻として卒業

・横田頌子(よこた・しょうこ)氏
Program Manager, PV , PV Prime Video TV - Business
2016年に、新卒でアマゾンジャパンへ入社。プロダクト・マネージャーとしてファッション事業のカスタマー・エクスペリエンス改善に従事した後、Prime Videoチームに異動。2019年9月に同ポジションで米アマゾン本社へ転籍、現職。プライベートでは一児の母として仕事と育児を両立中。
2016年学習院大学卒業
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文=伊藤みさき 構成=竹崎孝二

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