竹崎(筆者):今日はお集まりいただきありがとうございます。まずは自己紹介を兼ねて、現在の仕事内容を教えていただけますか。
加瀨詩子さん(以下、加瀨):加瀨詩子と申します。父親が日本出身、母親が中国出身で、私自身は幼少期を日本と中国の両方で過ごしました。高校はインターナショナルスクールに通い、卒業後はシアトルにあるワシントン大学に進学しました。アマゾンには新卒で入社し、今は社会人3年目です。ソフトウェア開発エンジニアとして働いています。
竹崎:新卒入社、しかも女性エンジニアというのは珍しいですよね。
加瀨:女性エンジニアは一般的にまだ少ないですね。なので、仕事の外で、日本の子どもたちに英語でコンピュータサイエンスを教えるというボランティアをしています。
横田頌子さん(以下、横田):横田頌子と申します。私は2016年にアマゾンジャパンに新卒で入社し、最初の2年半はリテールのファッション事業部でプロダクト・マネージャーとして働いていました。その後、Prime Videoチームに異動し、そこでは支払いや配信のオペレーションをチームで行う傍ら、プログラム・マネージャーとして、オペレーションのプロセス改善やオートメーション化のプロジェクトをマネジメントしていました。もともと海外への転勤志望があったので、2年半ほど前にアメリカで同じポジションの空きが出たタイミングで本社に転籍し、今に至ります。
竹崎:横田さんは、アマゾンジャパンからの転籍パターンですね。
中里将久さん(以下、中里):中里です。私はメルリンチという証券会社や、米系大手投資ファンドのカーライルでM&Aや投資業務をやってきました。ずっと日本で働いていたのですが、UCバークレーにMBA留学したのを機にアメリカ就職も視野に入れ、米アマゾン本社からオファーをもらったのでシアトルへやってきました。
アマゾンでは6年半くらい働いており、そのうちの1年はインターナルトランスファーという制度を利用して、アマゾンジャパンで働いた経験があります。現在はアマゾン ウェブ サービス(AWS)のテクニカル・プロダクトマネージャーとして、担当する製品群の戦略立案やロードマップの策定などを担当しています。
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