キャリア・教育

2022.03.28 20:00

どの年齢でも可能なキャリアの転換 取るべき10のステップ


4. 自分なりの理由を考える


キャリアパスを変えたい理由について考えよう。昇進が見送られた、あるいは上司が嫌いだという理由からキャリアを変えないこと。何かから逃げるのではなく、何かに向かって走るようにしよう。意思決定プロセスは恐怖心ではなく、信念に基づくものにすること。

5. 最高の結果をもたらす領域を特定する


自分が楽しめることと得意なことの交差点を見つけよう。これが、最高の結果をもたらす「スイートスポット」だ。この作業により、自分の価値観や関心に沿ったキャリアの選択肢に導かれるだろう。

6. 新たなキャリアパスについてブレーンストーミングを行う


潜在的なキャリアパスを全て書き出そう。広い心を持つこと。決断は先送りにし、この作業を楽しむよう努力すること。友人を招待して異なる選択肢についてブレーンストーミングを行う「アイデアパーティー」を開催してもよいかもしれない。

7. 新たなキャリアパスについて調査する


あなたが関心を持っているキャリアで働いている人を見つけ、アドバイスを求めよう。そうすることで、その分野で働くことがどういうことかを直接学べる。またインターネット上で調査をしたり、人脈を拡大できる職能団体に参加したりすることも可能だ。

8. 新たなスキルを手に入れる


新たなキャリアパスには追加で教育や認定が必要かを見極めること。オンラインコースを受講したり、ウェビナーや本、ポッドキャストを見つけたりしてスキルセットを磨くことが可能だ。最善の学習方法について考え、特定の訓練・開発目標を設定すること。

9. 試してみる


選んだ職業に実際に就いている人に対し、シャドーイング(仕事をする人に密着して一緒に行動し学ぶこと)をしてみよう。また、空いている時間に集中できるサイドハッスルを作ろう。あるいはボランティアやパートタイムでの勤務を通し、新たなキャリアパスが自分に合っているかどうかを理解することさえ選択肢となる。

10. アクション計画を作る


選んだキャリアパスを追求すると決めたら、行動計画を立てよう。計画には、短期・長期的な目標や具体的なマイルストーンを設定し、達成の責任を負うようにする。現在の場所から新たに望む生活への移行にどれほど時間がかかるかを考えること。

キャリアパスを変えるのに遅過ぎることはない。40代でも60代でもキャリアの変更は可能だ。重要なのは計画を持ち、それに従うことだ。恐怖心を持たないように。キャリアを変更することは恐ろしいことかもしれないが、それよりも恐ろしいのは後悔することだ。

翻訳・編集=出田静

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