──五郎丸さんの当日の動きは?
親子バイク教室と子どもが遊べる「ふわふわ」(エア遊具)、あとスタジアムから道を挟んだ本社の横にあるコミュニケーションプラザという建物で「ウインドカーレース」(風の力で走るヨットに似た自動車を工作して楽しむイベント)を担当していましたので、そこも回りました。スタジアムの演出にも入っていましたのでリハーサルに参加したり、チケットブースに寄ったり……。
また、「レヴラジ(Revs Radio)」というオリジナルの場内放送を始めたものですから、前半ラスト10分頃から試合終了まで、ずっと放送ブースに入っていました。
(c) BLUEREVS LTD.
──家族連れを意識した企画が多いように見えました。
そうですね、親子バイク教室はもちろん、ウインドカーレースでも親子で工作していただいていますから。また、身体を動かすことが好きな子どももいますけど、そうでもない子にもしっかり楽しんでもらえるように、室内イベントを準備しました。雨が降ってしまうと親子バイク教室もふわふわも中止になりますので、その対策にもなります。
そして、お父さんが集中して試合を見たくても、お子さんはなかなかじっとしていられないですよね。そうなったら広場で遊べるように、試合終了まではふわふわを出したままにすることにしました。
年齢問わずにスタジアムで楽しんでほしいという思いが自分の中でありました。ヤマハ発動機の方も、コロナの影響でずっと親子バイク教室をできていなかったこともあって、「ぜひやりましょう」という感じで来てくれました。
(c) BLUEREVS LTD.
──「もっとこうバージョンアップしたい」というイメージもお持ちだと思います。
コロナの収束が前提ですが、ステージを組んでその日の見どころを解説したいし、来ていただいた方との交流はどんどんやっていきたいですね。
そして、ラグビーと言えばビールですよね(笑)。飲食の売店も色々出ていますし、やっぱりビールを飲みながら楽しくみんなで……というのが理想です。
ヤマハスタジアムは田舎なので(笑)、スペースはいっぱいありますから、一角でバーベキューをするのもいいですよね。そういった世界観を持ちたいんですけども、今はなかなか難しい状況です。