この調査は、ピュー研究所の「アメリカン・トレンド・パネル」をベースに9月に行われたもので、共和党員および共和党寄りの無党派層の42%がレーガンを近年の最も優れた大統領に選び、37%がトランプを選んでいた。
また、民主党員および民主党寄りの無党派層の59%が、バラク・オバマを選び、ビル・クリントンの19%を大きく上回っていた。
オバマは、全体でも35%を獲得して1位に立ち、共和党員の6%が彼を近年の最も優れた大統領に選んでいた。しかし、対立政党からの支持率の高さではレーガンがトップで、彼は民主党員の8%からの支持を受けていた。
レーガンとトランプの差は、学歴を考慮するとさらに大きくなり、大卒の共和党員の51%がレーガンを選んだのに対し、トランプを選んだのは29%だった。
また、バイデン大統領を最も優れた大統領と考える人々の割合は全体では3%で、ジョージ・H・W・ブッシュと並んで全体の最低値を記録したが、民主党員の間では、ジョージ・H・W・ブッシュ(3%)、ジョージ・W・ブッシュ(3%)、ドナルド・トランプ(2%)らを上回る5%だった。
歴代の大統領のランキングは下記の通り:
バラク・オバマ: 35%(民主党員59%、共和党員6%)
ロナルド・レーガン:23%(民主党員8%、共和党員42%)
ドナルド・トランプ:17%(民主党員2%、共和党員37%)
ビル・クリントン:12%(民主党員19%、共和党員5%)
ジョージ・W・ブッシュ:4%(民主党員3%、共和党員6%)
ジョージ・H・W・ブッシュ:3%(民主党員3%、共和党員3%)
ジョー・バイデン:3%(民主党員5%、共和党員1%)