中高年の筆者が、中国製スマートウォッチを手放せなくなった理由

筆者が実際に使用しているAmazfit GTR3


筆者は、自宅から約7.5キロメートル離れた仕事場に自転車で通っている。普通のシティサイクルで無理せず走るので、たいていの所要時間は25~30分くらいだ。

Amazfit GTR3には、サイクリングをはじめとした各種運動を記録するトラッキング機能がある。GPSやGLONASS(ロシアの人工衛星を利用した測位システム)、Galileo(EUの全地球測位衛星システム)、Beidou(中国の衛星位置測位システム)、そして日本の準天頂衛星システムの「みちびき」に対応した位置測定システムを搭載し、野外における現在位置から移動ルートや距離を測定し、記録してくれる。




石神井公園から西東京市までの筆者のサイクリングの記録。トレーニング効果やそのときどきの心拍数などがわかる

さらに、運動時間や心拍数、平均速度、最大速度、有酸素運動や無酸素運動などのトレーニング効果も測定できる。アスリートではないから、そのような記録は本来気にしていなかったのだが、朝起きて身体が重かったり、息切れしやすかったりする日などには、それらが数値化されるため、体調管理を意識するようになった。

こうしたトラッキング機能は「ウォーキング」や、ジムで行う「ランニングマシーン」「水泳(プール)」などに加え、「スキー」「スノーボード」「ヨガ」といったさまざまなスポーツにも対応している。今度、ジムのプールでも試してみようと思っている。
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文=中村正人

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