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I solve the “people pain points” that keep leaders awake at night.

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ストレスが少ない時期であれば、自分自身に難しい目標を課すことでやる気が上がる可能性を示唆してもそれほど突飛なことには思えないだろう。難しい、あるいは大胆な目標により達成できることが増え、結果として全体的な充実感や幸せが向上することを示す証拠は多い。

もちろん、今は普通の時期ではない。筆者のコンサルティング企業リーダーシップIQが実施した「Employee Burnout In 2021(2021年の従業員の燃え尽き症候群)」の調査で、従業員が感情的に非常に良い状態にあると感じていたリーダーはわずか25%だった。一方リーダーの79%は、従業員が燃え尽き症候群を抱えた結果として生産性が下がったと考えていた。

この点を踏まえれば、難しい目標を立てることに果たして今でもメリットがあるのだろうかと考えるのももっともだ。難しい目標を達成することで満足感ややる気が向上しなければ、ストレスの多い時期に大きな目標を立てるべきではないはずだ。

しかし、達成困難な目標が大きな効果をもたらす理由には、難しいことを達成することにより楽観性やレジリエンス(回復力)、自己効力感などが増すことがある。

私が行った調査の一つ「Are SMART Goals Dumb?(SMART目標はばかげている?)」では、今年の目標が高い功績を収める役に立つと考えていた人はわずか15%であることが分かった。また、目標により、自分の潜在性を最大化できるだろうと考えていたのはわずか13%だった。一方、難しい目標を設定する人の大部分は、自分は素晴らしいことを達成して潜在性を十分発揮できると考えていた。

ここに大事な点がある。自分は潜在性を存分に発揮する、あるいは素晴らしいことを成し遂げると感じている人は、勤務先企業を素晴らしい勤務先として推薦する確率が100~500%高くなる。つまり、人は難しい目標を持つことで自分が潜在能力を十分に発揮していると感じ、潜在能力を十分に発揮していることにより仕事にはるかに満足するのだ。

ここでは、今年のあなたの目標が十分難しいものかどうかを測る簡単な方法を紹介する。

翻訳・編集=出田静

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