11月11日に開示された調査結果で、何らかの暗号通貨を利用したことがあると答えた米国人の割合は、全体の16%だったが、18歳から29歳の男性の間では43%に達していた。
また、ここには男女差があることも示されており、男性の22%が暗号通貨を使ったことがあると答えたのに対し、女性は10%にとどまっていた。
暗号通貨は、特に若い成人の間で最も人気となっている。18歳から29歳までの人々の31%が利用したことがあると回答したが、30歳から49歳までは21%、50歳から64歳までは8%、65歳以上は3%だった。
また、収入は暗号通貨の使用に影響を与えていない模様だ。高所得者層と中所得者層の使用率が17%だったのに対し、低所得者層の使用率も15%だった。
さらに、暗号通貨について多少なりとも耳にしたことがある米国の成人の割合は、86%に達していた。
今週は、ビットコインとイーサリアムが史上最高値を更新し、暗号通貨全体の時価総額が初めて3兆ドルを突破した。今回の急騰は、次期ニューヨーク市長のエリック・アダムスが、最初の給料をビットコインで受け取る意向を表明し、マイアミ市に続いて市独自の暗号通貨を創設し、ニューヨークを「暗号通貨産業の中心地」にすると宣言したタイミングで発生した。