「当社には、この分野で勝利を収めるための技術的優位性がある。さらに、ウーバーとのパートナーシップにより、その技術を迅速に配車サービスに応用できると考えている」と、アームソンは語る。
ウェイモや、GMのクルーズは、主に都市部の低速で運行するロボットタクシーの実現を目指している。しかし、オーロラは、ハイウェイなどを高速で走行するロボットタクシーの開発に注力する。同社がウーバーから入手したデータによると、北米の主要都市における配車サービスの走行距離の約40%が、時速50マイル(約80キロ)以上の高速道路上のものだという。
「当社は、配車サービスへの参入にあたり、最初は空港からホテルまでの高速道路上のネットワークを中心に考えている。このアプローチで、トラック輸送の自動運転プログラムを補完しつつ、独自のやり方で市場を切り開いていきたい」とアームソンは語った。