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アマゾンが初のAlexa搭載ロボット「Astro」を発表した

アマゾンが米国時間9月28日にオンラインイベントを開催し、独自のAIアシスタントAlexaを搭載する初の家庭用ロボット「Astro(アストロ)」を発表した。米国では年末に商品として発売を予定する。Astroの誕生がアマゾンのAI、Alexaの進化に今後どんな影響を与えるのか考えてみたい。

スマートスピーカーからついにロボットに到達


Astroはアマゾンが持てるハードウェアとソフトウェア、機械学習やAIの先端技術を集めて開発された初のロボットだ。米国では数量を限定して今年末までに発売するという。


Astroは2つのホイールで自律走行ができる

アマゾンにとってもチャレンジングな製品であるため、先行申し込みを受け付けて、「招待」を送った顧客のみに販売する受注制とした。発売当初の特別価格は999ドル(約11万円)。しばらく経った後に通常価格の1449ドル(約16万円)に切り替わる。なお米国以外の地域に展開する予定は明らかにされていない。

アマゾンは毎年この時期にAlexa搭載のスマートスピーカー「Echo」シリーズの新製品を発表してきた。ここ数年は音声だけでなく、スクリーンに触れて操作したり、結果を視覚的に確認できる「スマートスクリーン」にも力を入れてきた。昨年発表した最新世代の「Amazon Echo Show 10」は、ユーザーが呼びかけた方向にスクリーンが自動で首を振る「ロボットのような」機構が話題を呼んだが、今年はついに正真正銘のロボットが誕生した格好になる。


日本でも発売されている、話しかけられた方向にスクリーンが回転するスマートスクリーン「Echo Show 10」

Astroはユーザーの生活をサポートするホームロボットだ。家族が留守の間、モバイルアプリで遠隔操作をしながら自宅の様子が見守れる。Astroよりも背丈の高い場所は縦に長く伸びる潜望鏡カメラで撮影できるギミックが目を引く。

Astroのスクリーンは「顔」としても機能する。ユーザーが話しかけた方向に顔を振り向けたり、本体を小刻みに動かしながら2つの目の形や色を変えて、スピーカーから音を再生して喜怒哀楽を表現するという。アマゾンはAstroが「パーソナリティ=性格」を備えるロボットだと説明している。このスクリーンはまた映画を見たり、ビデオ通話用のモニターとしてもマルチに活躍する。


Astroのスクリーンは表情を伝える「顔」でもある

文=山本 敦 写真=アマゾン提供

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