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Joe Raedle/Getty Images

米百貨店メイシーズは8月19日、WHPグローバルと提携を結び、米国の顧客向けにトイザらスのブランドを復活させると発表した。

WHPは2021年1月、トイザらスの親会社である米トゥルー・キッズの支配株式を取得し、経営権を取得している。

メイシーズのジェフ・ジェネット最高経営責任者(CEO)兼会長は、決算発表後の会見で、玩具カテゴリーを取扱商品として本格的に復活させることで、ミレニアル世代の母親たちを引き寄せるという同社のミッションがさらに推進されるとの構想を示した。

今回の提携によりメイシーズは、トイザらスのプライベートブランド玩具を商品ラインアップに加えることが可能になるほか、ナショナルブランドの玩具を幅広い品揃えで顧客に提供できる。さらに、毎年恒例の「メイシーズ・サンクスギビングデー・パレード」にトイザらスが参加するといった、共同でのマーケティング活動も実施されるという。ジェネットCEOによると、この提携事業はかなりの利幅が見込め、メイシーズの収益モデルに貢献するという。

パンデミック後、成長著しい玩具市場


パンデミックに伴うロックダウンに見舞われたこの1年、玩具事業は飛躍的な成長を遂げ、メイシーズに顧客を引きつける目玉商品となった。メイシーズの最高マーチャンダイジング責任者(CMO)、ナタ・ドゥヴァー(Nata Dvir)はこう語る。「トイザらスは、子ども向け玩具では世界的に認められた一流ブランドだ。今回の提携によりメイシーズは、このカテゴリーにおける地歩を大きく広げることができる。同時に、ライフスタイルのさまざまなステージで、顧客が我々の店舗で買い物をする機会が増えるという効果も期待できる」

メイシーズの顧客は8月19日以降、「macys.com/toysrus」および「ToysRUs.com」で独占提供される幅広いトイザらス製品のオンライン購入が可能になる。メイシーズでは2022年内に、同社の400以上の店舗にトイザらス・ストアを展開する計画も立てている。

メイシーズの「ポラリス」戦略とも合致するトイザらスとの提携


メイシーズは、デパート型の大規模店舗の一部を閉鎖し、小規模店舗に注力する戦略を継続している。大規模店舗の数は、2015年の737から2020年には572にまで減少した。加えてメイシーズは、傘下のブルー・マーキュリーを162店舗、ブルーミングデールズを55店舗、擁している。

メイシーズ店舗内に玩具店を設置する方針は、2020年に発表された同社の「ポラリス」戦略とも合致する。具体的には、トイザらスとの提携は、デジタル分野におけるメイシーズの成長を加速し、同社のロイヤルカスタマーにとって重要な商品カテゴリーを追加し、ターゲット市場に新たな小売フォーマットを提供するものだ。

翻訳=長谷睦/ガリレオ

メイシーズトイザらス

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