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RETAIL

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パンデミックの影響は、小売業界のほぼいたるところに見られる。

だが、消費者行動に見られるひときわ重要な変化は、一見してすぐにはわからないかもしれない。それは、コロナ後の実店舗での買い物における支払い方法だ。これまでの15カ月で、新たに生まれた「非接触文化」のなかで非接触型決済が好まれるようになり、小売事業者の多くは完全なキャッシュレスに移行してきた。

こうした変化は、とりわけ小規模な小売事業者が、準備を整えることが求められるものだが、一方で彼らは、こうした変化から利益を得られる可能性もある。

消費者が決済業界の変化をけん引


こうした決済行動における変化を注視してきたペイパルのオムニペイメント担当シニアバイスプレジデント、ジム・マガッツ(Jim Magats) によれば、小売決済の未来は、単なるオンラインではなく、実店舗ソリューションとオンライン小売ソリューションのシームレスな融合にあるという。

「消費者は、こうした新たな体験を求めるようになっており、企業は消費者の需要に迅速に適応しなければならない。そしてそれが、ビジネスや決済システムのニーズを動かしている」

小規模事業者にもできる「変化への備え」


多くの企業は、パンデミックに伴う消費行動の大きな変化に迅速に適応し、既存の戦略をほぼ一夜にして転換させることを迫られてきた。いっぽう、世界が活動を再開させ始めている現在、小規模企業は、過去1年から教訓を得て、小売業界が進む方向に備えるべき時を迎えている。

小規模小売事業者向けのスマートPOS(販売時点情報管理)ソリューション「スクエア・フォー・リテイル(Square for Retail)」の責任者ロシャン・ジュンジャ(Roshan Jhunja)によれば、オンライン販売の増加、ローカル配送、非接触型決済といったパンデミック中に見られたトレンドの多くは、以前からすでに進行していたものが、世界規模の状況の変化によって加速したにすぎないという。

翻訳=梅田智世/ガリレオ

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