コーチングの学び方はわかったけれど、それって役に立つの? と思われる方もいるかもしれません。コーチングを受けたことがなければ特に、コーチングを学んで何ができるようになるのか具体的にイメージすることが難しいかもしれません。
そこで、この記事では私自身がコーチングを学んで変わったと感じる一番大きなことを伝えしたいと思います。
コーチになって変わったこと。それは「人から聞く話の理解度が上がった」ことです。
会議中に誰かが意見を言う。友達と話していて友達が自分の話をする。それらを聞いて内容を咀嚼して、自分の意見や感想を述べる。これが「コミュニケーション」だと思います。このコミュニケーションの質が、ぐんと上がりました。
なぜなら、コーチングで最も重要なのは「傾聴する」ことだからです。
どの講座・書籍でも、「傾聴」について教えていないものはないでしょう。どんなスタイルのコーチでも、あなたの話に「傾聴」してくれないコーチはいないでしょう。それくらい、コーチングにとって「傾聴」は基本的且つ重要なものなのです。
コーチングを学び、コーチとして活動していく中で「自分は今まで人の話を聴いていなかった」、私はそう反省しました。人は、自分が聞きたいことしか聞いていないのです。相手が話しているそのままを、自分の考えとは切り離してありのままに「聴く」。これは、言葉では理解できるのですが実践することは意外に難しいものでした。
私がコーチになって変わった一番のこと。それは相手の話をありのままに「聴く」ことで、その人の発言の背景や意図、そして本当に伝えたいことが今までよりずっと分かるようになったことです。
コーチング活用事例
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有り難いことに、私がコーチになったことを知ると、友人知人や仕事仲間から「コーチングってどんなことするの?」という問い合わせや「コーチングして欲しい」というご依頼などをいただくようになりました。
そこで、ここからはコーチングをどう活用したら良いか? について紹介します。