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コーチング

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私がコーチングと出会ったのは、10年ほど前になります。

当時20代で起業したばかりの私は、自信家で、努力次第で何でも出来ると信じて疑わない人間でした。自信満々にアイデアを掲げて起業し、起業前に勤務していた会社の同期や友人に手伝ってもらったりしていました。

しかし、自社サービスでの起業はなかなかうまくいかないもの。なかなかオープンできないサービス、いざオープンしても増えないユーザー。苦悩の連続でした。そして当時の一番の悩みが、一緒に本気で働いてくれる仲間がいないことでした。

そんな時、友人の上司だったAさんが会社を手伝ってくれることになりました。優秀なプログラマだと聞いていたAさんが、私にしてくれたこと。それがまさしくコーチングでした。

「コーチング」と聞くと、スポーツにおいて指導する人のことをイメージする方も多いと思います。スポーツのコーチと、ビジネスにおける人材育成の一環として活用されるコーチングのコーチは少し違います。

Wikipediaには下記のような説明があります。

促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させることを目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談(コンサルテーション)の一形態。ただし、世界的に合意された明確な定義は存在しない。

「コーチング」は、スポーツのコーチのように、そのスポーツのやり方を教えるのではなく、クライアント自身がそもそも持っている力を発揮できるようにすることを基本姿勢としています。「教える」のではなく「引き出す」方がイメージがしやすいかもしれません。

つまり「クライアントに対して、コーチが変化を促すコミュニケーションをすること」です。この記事では、私がコーチングをどのように学んだか、そしてみなさんがどのようにコーチングを活用できるかについて詳しく伝えます。

コーチングとの出会い


当時コーチングというものを何となく知っていましたが、自分には必要ないと思っていました。そんな頑なな私に、Aさんは根気よくコーチングの手法を使ってコミュニケーションしてくれました。

Aさんというコーチングを実践的に活用する仲間を得ることができ、何とか会社が大きくなってきた頃、私は次の大きな悩みにぶつかりました。いわゆる「マネジメントの壁」です。

文=松村映子

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