コーチングって面白そうだな、学んでみたいなと思った時、どのようにアプローチしたら良いでしょうか。コーチングを学ぶ方法は、大きく分けて4つあります。
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1つ目は、講座を受講する。コーチングには、実は資格がたくさんあります。一番確実に早くコーチングを学ぶ方法は、やはりそれなりのコストを支払ってコーチング講座を受講することではないでしょうか。
講座には数時間で学べるものから、数年間かけてじっくりと受講しコーチ資格(民間資格)を取得するものまで様々なものがあります。ご自身のニーズに合わせたものを探して受講してみると良いでしょう。
2つ目は、本を読むことです。こちらは講座を受講するよりはやや身に付きづらいですが、比較的安価に、自分のペースで進められるのが魅力的です。
3つ目は、やってみることです。コーチングには資格がたくさんありますが、資格が無くてもいつでも誰でも始められるのもコーチングの魅力のひとつです。実践を通じて学べることは、講座や書籍から学べることよりも実は多いかもしれません。
そして最後の4つ目は、受けてみることです。これは実はとても大事なことです。なぜなら冒頭にも記載した通り、コーチングには世界的に合意された明確な定義がありません。そしてコーチングを教えている団体もたくさんあります。これは即ち、コーチングはコーチによってスタイルやコンテンツが様々だということです。
コーチ資格を取得し、実際にコーチとして活動している私も、定期的にコーチングを受けています。コーチになった今でも、他のコーチから学ぶことはとても多いと実感しています。
私自身が学んだ方法
ストレングスファインダーをきっかけに、「自分は自分で思っているほど自分のことを理解していないし、相手のことも同様に理解できていない」ということを考えるようになりました。その変化を察してか、Aさんがコーチングに関する本をいろいろと勧めてくれるようになり、コーチングはAさんとの対話とAさんの勧める書籍から学びました。
書籍と実践を通じて学んではいましたが、「コーチングについてきちんと学んでみたい」との思いは年々強くなり、遂に3年前コーチの資格を取得しました。
コーチ資格を取得した後、資格取得講座の同期との交流や、コーチとして活動されている方々との出会いを通じて、良いコーチングとは何か、コーチの在り方とはどんなものかを深めていきました。また、ひとつの資格取得だけでは学びが足りないと感じ、他の講座も受講したり、コーチ同士で知識や経験をシェアしあうコミュニティを自身で立ち上げたりして継続学習をしています。