シカゴ・アスレチック・アソシエーション
ベネチアゴシック様式11階建てのランドマークである同ホテルは、通りを挟んで向かい側にあるミレニアム・パークやその現代的な建築物とは全く対照的だ。
シカゴ・アスレチック・アソシエーション(CAA)はシカゴ万博に先立ち、一流のフィットネス設備を備えた会員制プライベートクラブとして1893年に建設された。当初の会員数は3000人で、順番待ちリストは10年に上った。
同施設は2007年に閉鎖されるまでプライベートクラブのまま維持されたが、その8年後にホテルとして生まれ変わり、初めて一般市民に門戸を開いた。
AKAリッテンハウス・スクエア
リッテンハウス・スクエアの名前は、18世紀の天文学者で米造幣局初代局長のデービッド・リッテンハウスに由来する。
12階建ての同ホテルの内装は現代的でミニマリストなデザインだが、建物の正面は元の1912年のボザール建築様式をそのまま残し、ホテルがあるフィラデルフィアの古典的な建築様式を見ることができる。