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2拠点生活を決意するも、コロナ禍が向かい風となってしまった小口大介さん。しかし自然豊かな場所に身を置きたいという想いは募るばかり。

そんな中で小口さんが巡り合ったのが、長野県・八ヶ岳の家だった。

僕がやりたいのはアウトドアでの体験を「共有すること」



小口大介さんAge 47。焚き火の薪割り中。小口さんが年季の入ったアウトドアマンであることは間違いない。しかしこういった「土木作業」は、実はこの家を購入してから経験値を高めていったのだとか。

当初は生まれ故郷である北海道の物件を探すつもりだった。しかしながら昨年来のコロナ禍により風向きが変わる。他都府県との往来自粛要請などが断続的に続き、小口さんの考える2拠点生活が物理的に難しくなってしまったのだ。

「とはいえ、自然の中に身を置きたいという気持ちは高まるばかり。ならば北海道はいったん諦めて、首都圏に近い場所で探そうと思い直したんです」。

同じく中央自動車道からアクセスの良い山梨県富士吉田市や、北杜市の物件なども検討。そんななかで巡り合ったのがこの家だったのである。


「開墾鍬」を使って地ならしをする小口さん。土の掘り出しや木の根も切断できる鍬だ。「自分で使うと道具の意味がわかります」。

「この家で僕がやりたいことはとても単純。チェーンソーで木を伐採して小道を作る。斜面を切り崩して焚き火スペースを作る。そういった作業を、家族や友人たちと一緒にやる。

アウトドアでの体験を「共有すること」が大事なんじゃないかな、と思っているんです。特に子供たちには貴重な体験だなと」。


「都会者たちが頑張ってますね(笑)」と小口さん。大人も子供も、アウトドアでの作業は時間を忘れて夢中になってしまうものだ。

その言葉のとおり、この日も会社員時代からの友人たちが集まった。めいめい協力しながら、敷地内の「焚き火場」の整備を進めている。その光景が実にいい。

木を切る人、丸太を運ぶ人、土台に敷き詰める人。誰もが自然の中で、楽しみながら作業を続けている。

「僕も含め土木作業は全員まったくの素人。でも何とかなるものです。こうやって気持ち良く身体を動かしたあとの夜の宴が、すごく盛り上がるんですよね(笑)。

そして翌朝は、ストーブをつけて部屋が暖まるまで本当に寒い! でもこれがいいんです。些細なことですが、健康的な生き方だなあと実感できるんですよ」。

文=加瀬友重 写真=清水将之、山本雄生、川崎一徳

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