進捗を確認する方法
「測定できるものは管理できる」という格言は非常に古い時代から存在し、少なくとも産業革命までさかのぼることができる。習慣を維持するには説明責任を持つことが非常に重要だ。
その習慣を構築する上で、あなたは誰に責任を負っているのだろう? 私の場合これは主に自分自身だった。ただ、私の母は非常に筋力がありプランクポーズが得意なので、私は自分がこの体勢を3分間維持できるようになったことを母に伝えることに誇りを感じることを知ってていた。
最も重要なのは、どのようにして説明責任を果たすかだ。互いに説明責任を果たす支援をする仲間がいる場合は、朝や夕方に簡単にテキストメッセージを交換するか、同じような(あるいは関連の)習慣を構築・維持することに取り組んでいる友人らとのワッツアップグループに参加することができる。
そもそも、なぜその習慣を持ちたいのか?
習慣とは、自分自身や周囲の人、状況に何らかの影響を与える小さくて単調なものだ。習慣は、毎朝ベッドから起き上がるきっかけとなる強力で刺激のあるビジョンではないが、こうしたビジョンを実現する素材となるものだ。そのため、その習慣を身に付ける前後や最中に、単調な習慣の持つ「点」を、その行動を行う理由に結びつけることが非常に重要だ。
私の場合、プランクポーズを続ける強さを身に付けることは、定期的な変化と根気強さが持つ力を自分自身に対して示すことだった。大きな結果(収入の増加)が出ていることがなかなか見えない場合、重要だと分かっていても小さな行動を忍耐強く続けるのは事業主として難しいことかもしれない。パンデミック(世界的大流行)の最中であればなおさらだ。
2021年以降は?
私は目標とする習慣を完全に確立したわけではない。記事執筆時点での2020年の達成率は70%だったからだ。これは、3分間プランクポーズを続けるという目標を達成するには十分だったが、ほぼ毎日プランクポーズをしていたとしたら、3分間ポーズを維持することがより楽にできるようになったはずだ。そのため私は、2021年の習慣構築を改善しようと思っている。
準備段階で「いつ」するのかを決めていれば、もっと改善できたはずだ。毎日同じ時間にプランクをすることで、この習慣を忘れずにやるべき1つのタスクとしてではなく、自然な習慣にできたはずだ。どのような習慣を身につけたいかを決めたら、それに1日のうちの特定の時間帯を割り当てよう。既に行っていて、さらに成功させたい他の行動と一緒に行うのが理想だ。
生活や仕事で不安や不透明さが消えない現在、こうした小さな習慣は充実した達成感をもたらす強力な方法だ。こうした感覚は、私たち人間が正気を保つために必要なものだ。