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Leadership Strategy

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体幹は、私の筋肉の中でも強い方ではなかった。なにしろ子ども時代の私の主な特徴は、仏像のような腹だったのだ。そしてプランクポーズ(板のポーズ)は、私が常に最も恐れていた運動だった。

私は内省や夢、決意の時期である大みそかが好きだ。しかし過去数年間は「目標ではなく習慣を持つ」ことを心に決めてきた。私は「継続的な改善」を信じていて、自分自身でも心に留めるほか、同僚や教え子にも勧めている。

私は昨年12月、これを自分でも実践するべく毎日プランクポーズをすることに決めた。1月にはポーズを1分維持するところから始めて毎月その長さを10秒間延長し、12月には3分まで伸ばす計算だ。

私はこれをやり遂げた。(というよりも、目標を達成するまで十分やることができた)。2020年が340日過ぎた時点で240回プランクポーズを行い、今月になってからは(上旬の時点では)ほぼ全ての日でポーズを3分間維持することができた。

これはつらい筋トレだ。汗をかき、うめき声を出し、目標とする時間の20~30秒前で倒れ込んだことも何度かある。しかしそれでも、私はやり遂げたのだ。今年は、私が覚えている中でも初めて新年の抱負を守ることができた年だ。その理由は何だろう?

どのような習慣を構築しようとしているのかを明確に


習慣とは、実践できる特定の行動であるべきだ。私の場合、それは「体幹を強くする」ことではなく、「1日1回プランクポーズをすること」だった。

「より親切になる」「新たなスキルを身に付ける」「もっと本を読む」などの抱負を持ちたくなるものだが、こうした目標はそのために何をするのかを明確に説明しておらず、失敗するのは確実だ。一方、「毎日1人の同僚か友人に感謝のテキストメッセージか電子メールを送る」や「毎朝コーヒーを飲みながら1つ記事を読む」などは、やるかやらないかの2択しかない特定の行動だ。

また私は、1年の間にできると分かっていた(あるいはそう信じていた)緩やかな改善を目標に取り入れた。この目標は高過ぎないものだったが、計画を通して得られるものは意欲を十分高めてくれるものだった。筋トレのクラスで、60秒間のプランクポーズを最後までやり遂げることができないこともあった2019年12月の私にとって、それを3倍の3分持たせることは意義深いことだった。

また、増やす幅は毎月10秒という分かりやすい数字だった。毎日何秒ポーズを続けなければならないかについて複雑な記録や計算は必要なく、カレンダーを見るだけでよかった。

翻訳・編集=出田静

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