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クリエイティブなライフスタイルの「種」

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お酒とコーヒーは体に良いのか、悪いのか。毎日のように賛否両論の記事が飛び交うこの議論は、一体何が正解なのでしょうか。

健康本200冊を読み倒し、自身で人体実験してわかった 食事法の最適解」(講談社)から、お酒とコーヒーの最適解をお届けします。

あなたの「アルコール耐性」は?


お酒は「百薬の長」「善玉コレステロールを上昇させる」「血小板の凝縮を抑える」「ストレスの軽減、心臓病、心筋梗塞など循環器系の疾患の発症を抑える」「死亡リスクが下がる」という肯定派の意見と、「肝臓ガンや咽頭ガン、食道ガンのリスクが高まる」「血管を広げてしまうため、血管収縮による各種疾患を引き起こす」「中性脂肪を増やす」「血圧が上がり、脳出血の発症率が高まる」「アルコールはドラックよりも中毒性がある」という否定派の意見がひしめきあっています。

まず重要なポイントは、自分のアルコール耐性を見極めることです。少しだけ重い腰を上げれば、アルコール耐性は遺伝子検査キットやアルコールパッチテストで簡単に調べられます。アルコール耐性が低いのに毎日のように飲んでいれば、当然体に相当の負担が掛かっています。徐々に減らしていき、やめるのが賢明でしょう。

私も調べると実はアルコール耐性が低く、徐々に減らしていくことで体が軽くなり、日々のパフォーマンスが格段に上がったので、ついにほとんど飲まなくなりました。

では、アルコール耐性が強い人は、何を、どれくらい、どのように飲めば良いのでしょうか。多くの健康関連本でおすすめされているのは、赤ワインです。抗酸化作用の強いポリフェノールや、長寿遺伝子を活性化させるレスベラトロールなどの作用で、健康効果が期待できるといいます。また、白ワインはミネラルの働きで、痩せる効果があるとか。



ただ手放しで良いということではなく、このような話もあるので、一応気に留めていきましょう。それはワイン好きで知られるフランス人の話です。

フランス人は動物性たんぱく質をたくさんとりますが、心臓病などの死亡率は欧州で一番低いそうです。それはワインのおかげであるといいます。一方で、フランス人の肝臓ガンの死亡率は、他の欧米諸国より2〜3倍高い。つまり、ワインなどのお酒は心血管系の病気には良いが、肝臓ガンや咽頭ガン、食道ガンなどのリスクを上げる可能性がある、という示唆です。

次によくオススメされるのが、ウイスキーや焼酎、ウォッカ、ラム、ジンなどの蒸留酒です。糖質やプリン体を含んでいないため、日本酒やビール、ワインなどの醸造酒より良いという主張があります。

文=国府田 淳 写真=Getty Images

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